マイニング効率の最適化については、更新が遅くなりました。引き続き24時間マイニングは継続しているのですが、先週に1枚グラフィックボードを追加して2枚体制になりました。今回は引き続きマイニング効率の最適化にも触れつつ、1枚体制から2枚体制になったことの違いを書きたいと思います。
外観
雑な感じですが、今はこんなリグになっています。追加したのは1枚目と同じMSI GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gです。
フルサイズのグラボなので、平置きすると結構場所を取りますね。グラボとライザーカードの高さが異なるため、ライザーカードだけ、ラックからはみ出した形でおいています。そのままおいた状態で安定はしているのですが、念のため以下のように結束バンドで固定しています。
普通の結束バンドでも問題ないとは思いますが、かなり熱を持っているので念のため耐熱の結束バンドで固定しました。
多少の遊びを持たせつつ、それでも落下することがない程度の強さで固定しています。これで2枚体制になったわけですが、3枚目体制になった時は平置きはスペース的に無理ですね。放熱性が下がりますが縦置きにするか、1枚はマザーボードに直差しするかになると思います。
ハッシュレートの変化
1枚体制
まずは1枚体制のレートは、以下のとおりです。
バラツキがあるため時間を変えて2枚載せていますが、おおよそ0.00022〜0.00023BTC/dayのハッシュレートでした。そして2枚体制にしてからのハッシュレートは次のとおり。
2枚体制
こちらもバラツキがあるため、1週間内での最高と最低を載せています。10.00035〜0.00038BTC/dayのハッシュレート。1枚体制の画像は24h平均、この2枚体制の画像は72h平均となるため、単純に倍にはなっていませんが、レートが上がっているのが分かりました。さらに分かりやすい変化は次のとおり。
最初からこれだけ出せば十分だった気がしなくもないですが、、数時間の谷を挟んで左側が1枚体制、右側が2枚体制。明らかに上がっているのが分かりますね。数時間の谷はもちろんマイニングを中止し、2枚目の増設をしていた時間です。これまでのすべてのハッシュレートは、以下の設定で測定しています。
Afterburner設定
- PL:80%
- TL:70℃
- CC,MC,FS:変更なし
収支
費用
上記設定での消費電力は約400Wです。850W電源を利用しているため、3枚目は問題なく搭載できそうです。4枚目は電力が足りても、コネクタが不足しそう。。
さて話はそれましたが費用(電気代)は1kWhを23.45円計算で、1日あたり225円となります。
収益
上記最低の0.00035209BTC/dayを用い、過去のように1BTCを1,000,000円計算で算出すると、1日あたりの収入は352円となります。
費用の225円を引くと、1日あたりの収益は127円!?
なんか増設したのに、過去より収益性下がってないですかね。。
バラツキだと信じたいです(笑)実際にこの記事を書いているリアルタイムでの数値は0.0006 BTC/day出ているので、これだと収益は400円弱で倍増していることに。引き続き注視していきたいと思います。